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白百合学園小学校 NEW

児童のカルテ作りや名簿作成が簡単になった

  • 「見やすくて使いやすい」私立小学校向けの校務システム
  • 成績処理だけでなく「方面別名簿」なども作成できる

登下校の「方面別名簿」もすぐに確認できるようになった

同校が導入した校務支援システム「スクールマスター」の仕様は、教員1人1人のパソコンに独自のIDが割り当てられ、サーバーがその端末情報を識別することで、生徒情報などへの不正なアクセスを制御している。また、サポート体制としては、サーバーに問題が生じた場合、専門スタッフがリモートコントロール(遠隔操作)で調査する。もし教員が操作方法で不明なことがあれば、電話で解決策を相談することもできる。同校務支援システムがもともと備えている機能は幅広く、教務システム、募集システム、入試システム、学納金システム、図書システムなど校内のさまざまな業務を扱える。それらを学校の特色や求められた用途に合わせてカスタマイズできる仕様にもなっている。

導入後、現在の状況は?

バラバラだった児童情報が一元化された

東京都千代田区の白百合学園小学校(根本徳子校長)は2018年度から校務支援システム「スクールマスター」の導入・試験運用を経て、今年度から本格的な運用を開始した。これまでばらばらだった児童情報が一元管理されることで、効率化への取り組みは着実に進みつつあり、児童のカルテ作りは簡略化され、一元管理されたデータを抽出して目的別に名簿を作成できるようにもなった。

導入前はどうだった?

手作業でその都度作成

同校は1881(明治14)年にフランスから来日した修道女たちによって設立され、1947(昭和22)年の学制改革で現校名になった伝統校だ。


北原美和子先生

教員は限りある時間の中で、授業はもとより、授業の準備などの他に、様々な事務作業に追われてきた。そんな事務作業の一例として、児童の名簿作りが挙げられる。児童の在籍人数が多く、専科教諭による授業が多い同校にとって、丁寧で細やかな教育活動を行うためには、児童の顔写真が一覧となった名簿の担う役割は大きい。教員たちは18クラス分(1クラス40名)の名簿を手作業で作っていた。顔写真は児童の各家庭に用意してもらい、教員たちはそれらを集め、用紙に貼りつけて印刷する。同じ名字の児童がいれば、間違えがないように注意を払う。その他にも様々な名簿を目的別に作成し、児童たちの通学経路に基づく方面別の班名簿、健康に関しては別の名簿を使っていた。しかも、クラス替えになれば、また新しく作成する必要があった。

導入の経緯は?

私立小学校向けの良いシステムがなかなか見つからない

同校の校務支援システム導入は、成績処理システムをより安定したシステムにしたいという思いが出発点だった。

ところが、期待に応えてくれる業者はなかなか見つからない。業者からは「小学校向けの成績処理のシステムは開発していない」と断られてしまうこともあった。

そうした状況の中で、3年前の2016年、教育ITソリューションEXPO(EDIX)で成績処理にとどまらない「校務支援システム」の存在を知る。展示していたのはウェルダンシステム株式会社(東京都中野区)。同社はデータを一元管理する校務支援システム「スクールマスター」を開発・販売する学校向け専門のシステム開発業者だ。

校務ICT化の成功の秘訣は?

カスタマイズするべきことと、今までのやり方を変えるべきことが明確になった


神田知世乃先生

この年から、デモ機の試用など導入の検討が始まった。同校は書類の書式や成績処理の仕方に独自の決まりを設けている。こうした決まりがシステムに反映されていなければ、現場で混乱が生じてしまう。また、セキュリティー対策が施されていることは当然のこととして、教員すべてが使えるために導入後のアフターサポートも必要だ。

システムエンジニア(SE)が教育界の動向に通じているかどうかも、システム化の成否を握る。単に学校の要望通りにカスタマイズするのではなく、SEが学校の要望をしっかりと理解した上で、学校のやり方に合わせてカスタマイズするべきことと、これまでの学校のやり方を見直す方が効率的であることを明確に説明してくれた。学校のシステム構築を異業種間でやり取りすることは、教員にとっては学校の枠組みを超えた気づきを得る機会にもなった。

先生方の評判は?

見やすくて親しみのある画面

実際にシステムを使った教員からは「分かりやすい」、「親しみが湧く」といった感想が聞かれた。

2018年度は「指導要録」を作るところから仮の運用が始まり、今年4月の段階でも情報の入力などの作業は続いている。校務支援システムの全機能を展開しているわけではないが、効率化の恩恵はすでに表れ始めている。

一元管理された情報からは設定次第でさまざまな情報を引き出すことができる。登下校の方面別といった名簿もシステムから抽出できるようになった。

クラス替えになっても、児童のカルテは更新して引き継がれる。これらの情報は小・中・高校にわたって管理することも可能である。

児童のカルテ作りの工程はシンプルになった。教員が児童の写真を撮り、校務支援システムに画像データを取り込む。各家庭も写真を用意する必要がなくなり負担が減った。今後は教員たちの習熟にあわせ、同システムの機能をさらに引き出し、活用していく方向だ。

出典:全私学新聞 令和元年6月3日号
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