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東海大学菅生高等学校

保護者連絡システム『e-メッセージ』との連携で、
さらなる教務の負担軽減に期待!

  • Point 1初等・中等・高等部の12年間を一元管理
  • Point 2保護者連絡サービス(eメッセージ)との連携機能を運用開始

生徒情報の管理がスムーズになり、担当の仕事量が減った


染谷 博文 氏

2023年に開校40周年を迎えた東海大学菅生高等学校(東京都あきる野市)。豊かな緑に囲まれた広大なキャンバスに、2024年からスタートした特進PBLコース、医学・難関大コース、進学コースを設置しており、ICT活用にも注力。同校では、高等学校から始まり、中等部、初等学校に校務支援システム「スクールマスター」を導入し、12年間を一元管理している。導入から一元管理に至るまで徐々に進めてきたという同校の校務情報化について、高等学校で校務情報化を当初から担当してきた同校メディアセンター長の染谷博文氏に聞いた。

導入前の状況、導入の経緯

情報担当でありPC活用の担当でもあったことから、成績でもPCを利用しようと表計算ソフトやデータベースソフトについて学びながら校務システムを構築し、バージョンアップしながら教員全体で活用していたのが2000年代のことです。

独自システム活用により成績管理のデジタル化が日常化するにつれ、担当任せの仕組みではなく製品として導入し、持続可能な環境としたいと考え、当時の教務主任とシステムを選定。そのとき出会ったのが、校務支援システム「スクールマスター」でした。帳票や調査書、指導要録、各種証明書をすべてデジタル化でき、使い勝手が良く、カスタマイズを含めた構築や運用面のコストなどが良心的であったことから導入を決め、2011年度より活用を開始しました。

導入後の変化

教員の負担軽減を実現、初等・中等部へ導入拡大で生徒情報の管理がスムーズに

スクールマスターの動きもスムーズで、ボタン一つで様々なデータをすぐに抽出することができ、学級担任への説明も手間がかからず、仕事の移行をスムーズに周知することができました。校務処理の効率はスクールマスターにより格段に向上しました。まず、情報管理担当の仕事量が減りました。次に、教員による入力が浸透するにつれて、教員が自分で帳票を出力できるようになり、さらに担当の仕事量が減っていきました。

中等部や初等学校では別の校務システムを使っていましたが、2014年度よりスクールマスターを導入。同じシステムでデータを管理できるようになり、中等部から高校への進学時の生徒情報のやりとりが格段にシンプルになりました。さらに2023年度より初等学校も導入し、現在は12年間を1システムで一元管理しています。

困ったときにすぐ相談、安心のサポート体制

導入後に気付いたメリットもあります。スクールマスターを提供しているウェルダンシステムが疑問や相談に迅速に対応してくれる点です。新たな帳票追加の要望にも迅速に対応してもらうことができ、費用も抑えられています。

本校の担当も決まっており、本校の現状を理解した上でやりとりができることから、担当が少ない本校の心強い相談相手となっています。

今後は

保護者連絡機能と連携、中・高で活用を開始

スクールマスターの新機能として、保護者連絡サービス「eメッセージ」((株)アットシステム)との連携が始まることを聞いてWebセミナーに参加したのが2024年度の秋です。当時、保護者連絡サービスは既に導入済ではありましたが、保護者からの欠席・遅刻連絡の内容をスクールマスターにその都度入力する必要がありました。新機能では、ボタン1つ押すだけで欠席・遅刻の内容を連携することができるため、この手入力の手間が省けると考えました。当時利用していた連絡サービスよりもコストが低く、学校全体で移行するメリットも大きいこと、スクールマスターを10年以上使っており、可能な限り一元管理したいというニーズに合致することから、パイロット校の募集に応募しました。

パイロット校としては事前に特定クラスの保護者と教員がアプリを登録して操作を検証しました。在校生には3月中に登録をお願いし、2025年4月から高等学校と中学校で本稼働しています。

さまざまなデータをデジタル化し、データの一元管理に移行すること、担当が変わっても継続できる仕組みの構築は学校全体の総意です。保護者連絡サービス連携が稼働開始することで、データの一元管理の実現に少しずつ向かっているところです。

出典:教育家庭新聞 2025年4月21日号
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